転校はいじめ対策に有効か

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いじめの中での教育

どうしても解決できない場合は転校もありです

いまの学校でいじめがなくなり、元気に学校に通えるようになれば一番いいのですが、いろいろと対策を講じても解決できない場合、転校は有効な手段となり得ます。一番いいのは引っ越しですが、持ち家の場合はそうもいきません。深刻ないじめがある場合は校区外への転校も認められます。文科省はいじめが原因で転校を希望している子供には柔軟に対応するようにとの通達を出していますので、学校側が難色を示している場合は、この通達を示すとスムーズにいくでしょう。

転校先は徹底的に調査する

いじめがまったくないという学校は残念ながらほとんどないでしょうが、少なくとも長期にわたる陰湿ないじめのない学校はあるでしょう。信頼できる知り合いに学校の様子を聞くことができれば一番いいと思います。できるだけたくさんの情報を集めて、ここが良いと思われる学校を選定してください。学校開放日に見学に行ったり、参観日に父兄に紛れて様子を見に行くのも一つの方法です。

転校先での不安。またいじめられたら

いじめられる子には本人にも原因があると言われます。不潔、ウジウジしている、空気が読めないなどいろいろなことがいじめの原因になるとか・・・。たしかに人に不快な印象を与えないように努力することは大切ですが、しかし、そのような要素があったからといって必ずしもいじめられるとは限りませんし、そもそもいじめていい理由になどなりません。いじめられないためには、集団に自分を埋没させ、出すぎず、目立たな過ぎず、空気を読んで行動するのがよいといわれます。しかし、人と比べて変わったところのない人間などはたしているのでしょうか。そこが人間の面白い所だし、たくさんの個性があってこそ社会が回っているという現実もあるのです。 いじめる側も、傍観者も空気を読んで生きることに必死になって、神経をすり減らしているように思えます。

実際に転校して、とても楽しい学校生活を送っている子はたくさんいます。学校によって雰囲気が違いますし、いろいろな子供を受け入れる器の大きさ、小ささみたいなものは確かにあるようです。著名な教育関係者の中にも転校した場合、その後の学校生活はうまくいく場合が多いといっている人もいます。

いろいろやっては見たけどいじめがなくならないという場合、特にお子さんが「学校に行きたい」という強い意志がある場合は転校も有効な手段になり得るはずです。