Category : 親たちへ

おやじの会のススメ

おやじの会の役割

PTAは実質母親中心の活動になっており、活動時間や活動内容が母親よりになりがちなのが実状。そこで、お父さんが学校に関わる場を設けようということで全国に「おやじの会」が設立されるようになりました。もともとは東京都の中学校でいじめを苦にした自殺が発生したことから、「子供たちを守るためにお父さんも立ち上がろう」ということで発足したのが起源です。

主に休日や夜の活動となりますので、休日にイベントを企画したり、清掃作業を行うなどそれぞれの学校で独自の取り組みを行っています。PTAの行事に協力することもあります。お父さんが学校に関わることで、子供たちはお母さんたちだけでは感じられない楽しさや頼もしさを感じることができます。また、近頃は子供の誘拐事件なども多発していますから、見守る大人の数は多ければ多いほど、子供たちの安全が守られます。全体に奉仕することは回りまわって自分の子供のためになるのです。教育の場でもお父さんたちの力は大きいと言えます。

飲み会の比重も大きいおやじの会

活動の後の飲み会が何よりも楽しみというお父さんも大勢います。地域で交友を増やしていくお母さん方に比べて、地域を離れて仕事をしているお父さんは近所の友人ができにくいようです。おやじの会を通して地域の同世代の友人を作れるのもおやじの会の大きなメリットといえるでしょう。いろいろな職業の方がいるので、世界が広がるのもプラスになります。飲み会ではざっくばらんな話で盛り上がります。実際、メンズクリニックに勤めている看護師のパパに「近頃ED気味なんだけどバイアグラってどうなの?」と聞いてみたりと、お母さんたちの前ではできない話で盛り上がったりしています。それがきっかけとなってED治療への誤解がとけて気軽に治療するようになり、夫婦仲が良くなった…なんてこともあったそうです。

定年になったら、特に近所の飲み友達は貴重な存在です。子供のためだけでなく、自分のためにも学校のコミュニティーに参加する意義があるといえるでしょう。

地域全体で子供たちを見守っていく大きな原動力に

子供の友達のことなど全然知らないお父さんもたくさんいることでしょう。担任の先生と話したことのないお父さんもいます。ましてはクラスのメンバーや近所の子供たちのことなんてまったく関心がないかもしれません。

お母さんたちも同様ですが、学校に行って度々イベントに参加すると、自分の子供だけでなく、よその子供もみんなかわいく思えてきます。地域の中に知り合いが多ければ子供たちの非行防止にもつながります。年々地域のつながりは希薄になっています。とにかく現代では、何かの会に属して活動するのを避ける風潮がありますが、子供たちのためにそれは決してプラスには働かないでしょう。地域の「見守り力」を上げ、つながりを強くするためにはお父さんたちの協力が必要なのです。

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