高学歴はときに社会での足かせに? | 打たれ強い子供の育て方

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高学歴はときに社会での足かせに?

いつの世も親が子供に望むことはいい大学に入り、いい会社に就職すること。いくら学歴があまり重視されなくなったからといっても、この風潮はいまだに根強く残っています。しかし、この高学歴というのは,ときに社会で生きていく上での足かせになることもあるのです。

どうして学歴が足かせに?

高学歴で入社してくる新人は、やはり社内でも注目の的です。いったいどんな優秀な人間なのか,といった期待をされる一方で、どうしても妬みの対象ともなりやすくなってしまいます。つまり、高学歴であるということは,入社する前から求められるハードルがとても高くなってしまうのです。正直本人にとってみれば,迷惑以外のなにものでもありませんが、様々な年代や学歴を持った人が入り混じる会社では,致し方ないことなのかもしれません。

しかし、せっかく頑張って入った学校が,足かせになってしまうのは悲しいことですね。あいつは学歴ばかりで仕事ができない人間だ、なんて言われることだけは避けたいものです。では、そのために親がしてあげられることはあるのでしょうか。

学歴を足かせとしないために

会社である程度の地位があったり、中高年と言われたりする人の多くが高学歴の人間に持っているイメージは,「頭でっかちで人の話を聞かない」ということです。勉強の面では非常に優秀だったために,他の人の意見に耳を貸さず、ひたすら自分の意見を通そうとすることが多いのだそうです。学校では自分の意見がいつも正しかった、という経験からくるもののようですが,やはり会社では今までと同じという訳にはいきません。その意見が正しければいいのでしょうが,間違っていたりすると引き際を逃してしまい、社内で浮いた存在になってしまいかねません。

そのため、学力を伸ばすことと同時に、誰かの意見に耳を傾けさせるように親が導いてあげることが大事です。自分とは違う角度からの意見はもちろん、どんな意見にもまず耳を傾け、考えられるようになれれば社会で役に立つことは間違いありません。さらに様々な意見を吸収することで人間性の成長も見込めますので、一石二鳥です。成長できる人は、人の話を聞くことができる人,というくらいですから、親は学力を伸ばすことだけでなく、誰の話にも耳を傾けることができる,素直な心を育ててやることが重要なのです。

人の話を聞ける子供に育てるには?

人の話を素直に聞ける子供に育てるためには、親がまず子供の話をよく聞くようにすることです。子供が間違ったことを言っていたとしても話をさえぎらず、最後までまず聞いてから間違いを指摘するようにしてあげるといいでしょう。話し方、というのは親子で非常に似てきます。人の話を途中でバッサリさえぎって,自分の意見を話し出すような高圧的な話し方をする親では,やはり子供も同じようになってしまいます。

人の話を聞ける子供に育てたいのであれば、まず親が人の話を聞く姿勢を見せることです。しかし,まだ幼い子供の話は支離滅裂なことが多く、時系列もバラバラで,ついつい話に割って入りたくなりますが、そこは我慢して最後までまず聞くようにしましょう。どんな話でもきちんと聞いてくれる親、という存在は子供の話す能力を伸ばすことにもつながります。さらには子供の自信となる自己肯定力も身につきますので、ぜひ実践してみてください。

人の話に耳を傾けられない人は、会社に限らずどこでも避けられてしまいます。そこに高学歴、という肩書が加わるとなおのことです。「高学歴だから扱いにくい」「高学歴だから頭が固い」なんて言われないよう、親が率先して人の話に耳を傾ける姿勢を見せるようにしてください。