言ってはいけない「だからあなたはダメ」 | 親力を上げるためにやるべきこと

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言ってはいけない「だからあなたはダメ」

子供が失敗をしてしまったときや叱るとき、つい口から出てしまいがちなのが「だからあなたはダメ」という言葉。一度や二度、口に出したところでそう影響はないでしょうが、口癖のように繰り返してしまうと要注意です。

自信のない子供は、親の言葉から

恋愛でも仕事でも勉強でも、いちばん大事なのは自分に対する自信です。自分ならできる、という気持ちが根底にないとなかなか行動に移せません。自分の意見をはっきりいうこともできないので周囲から認められることも少なく、いつまでも日陰の存在でい続けることになるかもしれません。では自分に自信を失う原因は、どんなことにあるのか。

人によって様々ではありますが、親の言葉が影響していることもあります。小さいころから延々と親から「あなたはダメな人間だ」と繰り返されて育った人は、やはり自分に自信を持つことはできません。親としては子供にハッパをかけようとかけた言葉であっても、何度もいわれているうちに本当にそうなんだ、と思い込んでしまうのです。結果何をするにも自信がもてず、後ろ向きな性格になってしまうことも考えられます。

また一方でハッパをかけようとしてではなく、親の言うとおりにしてほしいという理由からダメだ、と繰り返す親もいます。こちらも当たり前ですが、子供の将来をつぶしかねない行為。いくら親の思い通りの人生を歩ませたいと思っていても、決してやってはいけないことです。

人格を否定することはいわないように

このように、「何が」というわけでなく子供そのものを否定するような言葉は意識的に控えるようにしましょう。実際このような人格を否定する言葉は、子供の自信を失わさせるだけでなく、向上心や積極性など仕事や恋愛において大切な要素を奪ってしまいかねません。

大切なお子さんが、何事にも消極的で向上心のない大人に育ってしまっては、親として後悔してもしきれないでしょう。もちろん親の言葉だけで確実にそうした大人に育つとはいいきれませんが、可能性があるのであれば控えるのがベスト。たとえこうした言葉をいわれずに育ったとしても自信を失うような経験をするかもしれませんので、親が自信を奪うようなことはしないようにしましょう。

また親から人格を否定されて育つと、他人を信用できなくなってしまうこともあるそうです。子供がいちばん信頼すべき親から自分を否定するような言葉をかけられ続ければ、確かに人間不信にもなるでしょう。他人を信用することも、自分を信用することが根底にあります。他人とのコミュニケーションをうまくとれなければ当然仕事や恋愛など、社会に出て様々な場面で支障が。親としては口癖で無意識だった何気ない言葉でも、ここまで子供の成長に影響するのだということを今一度自覚してください。

親の言葉はとくに幼少期、子供が自分自身を確立する時期にもっとも大きく影響します。親としては何気ない言葉だったとしても、子供の心に深く突き刺さり、大人になってからも強く残っているという例は少なくありません。子供をコンプレックスだらけの人間にするか、前向きで積極的な人間にするかは親次第といっても過言ではないでしょう。ついうっかり口から出てしまう、本当に些細な言葉ではありますが使い方にはぜひ気を付けてくださいね。