子供が探し物をしていたらどうする?|親力を上げるためにやるべきこと

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子供が探し物をしていたらどうする?

子供が探し物をしていたらあなたならどうしますか?「いつも整理整頓しないからでしょ」と叱り飛ばしてしまう親御さんが多いかもしれません。叱り飛ばすだけでなく、もっと子供の心にひびく対処法をご提案します。

子供が探し物をしているとき親がやってしまいがちなこと

子供がなにやらガサゴソと探し物をしています。「何探してるの?」と聞くと「この間買ったシャーペンがない」と言ったとします。たいがいの親は「いつも整理整頓してないからよ」とか「お前の部屋が散らかってるからだろ」などと小言を言って終わりでしょう。すると子供は、探し物が見つからなくて困っているうえに小言のダブルパンチで気分はふさぐばかりです。他にも「遅刻をしそうなとき」など、子供がいままさに困っているときに、こんな言葉がけをしてはいないでしょうか?このようなときは、親はどんな対応をするのがよいのでしょうか。

一緒に探してあげればOK!

ある小学校の先生の話です。その先生のクラスには目立つタイプではないけれど、やさしくて人望のある女の子がいました。ある時、クラスの子が授業に使う道具が見つからなくて教室の中を探していると、その子も一緒になって探してあげていたそうです。移動教室の授業でしたので、早く行かなければ間に合わないのですが、その子は授業に遅れても一緒に探していました。

先生は、その子の家庭訪問に行ってお母さんに会ったとき、このお母さんは一緒に探し物をしてくれているのだろうなと感じたそうです。家で親が子供にやっていることを学校では子供がクラスメイトにやっているものだといいます。そうだとしたら、いろいろとドキッとすることがあるのではないでしょうか。

例えばあなたの同僚が何か探し物をしていたらどうでしょう。一緒に探してあげないまでも「整理整頓してないからだろ」などと冷たい言葉を投げつけたりするでしょうか。そう考えると自分の子供にいつもかけている言葉は、ずいぶん配慮に欠けたものであることに気が付くのではないかと思います。

自分の子供だとつい言葉や態度がぞんざいなものになってしまうこともありますが、自分の態度が子供の手本になっているとしたら責任重大です。親はつい「しつけなければ」とか「諭してやらなければ」と思ってしまいますが、子供だって失敗すれば自分が悪かったことぐらいわかっているものなのです。

そこへ追い打ちをかけるのではなく、一緒に探して「見つかってよかったね」と言ってあげてください。そのあとで「今度からはきちんと整理しておこうね」と言えば、より素直に聞いてくれるでしょう。 そうすれば、同じように困っている友達を見た時、一緒に手伝ってあげられるやさしい心が育つはずです。