シュタイナー幼稚園ってどんなところ?

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シュタイナー幼稚園ってどんなところ?

シュタイナー教育とは

シュタイナー教育

思想家・教育家であるルドルフ・シュタイナーが提唱した教育法です。年齢ごとに行われるべき教育があるとし、それぞれの年齢に合わせた授業を実践しています。また、子供の気質を大まかに分類しており、それぞれの個性に合わせた働きかけを心がけます。学校教育では日本の義務教育のやりかたとはかなり異なった授業が行われます。体験をもとにした授業を重んじているので、例えば算数では公園で葉っぱを数えて足し算を教えるなどといった授業も行われます。

シュタイナー幼稚園はどんなことをするの?

幼稚園によって取り入れ方の違いがあります。園の方針によって、シュタイナー教育のよいと思われるところだけを取り入れる園もあれば、本格的なシュタイナー教育を行う園もあります。シュタイナー幼稚園では模倣を大事にしていますので、クラス編成は縦割りが多くなります。年少から年長までが一つのクラスの中に混在しており、年長児が行うことを見て年少、年中児は模倣していきます。年長児が年下の子のお世話をする姿も見られます。

シュタイナー教育では、幼稚園までの間は体と五感を発達させる時期で、まだ文字や数字等の具体的な勉強を行うべきではないとしています。よって文字等を教えることはなく、絵の具を使った「にじみ絵」や「みつろう粘土」を使った創作などを行います。遊具は木や布や羊毛などすべて自然素材のものを使用し、給食も有機無農薬にこだわっていることが多いでしょう。

テレビなどのメディア視聴は好ましくないとされているので、園でDVDなどを鑑賞することはなく、絵本の読み聞かせや、絵を使わないで先生が口頭で物語を話して聞かせる「素話」などを行います。

「個」を大切にする教育法なので、子供を型にはめず、その子の個性を丸ごと受容します。集団の規律は守らなければならないのですが、子供によってアプローチの仕方を変えながら自然に集団生活に溶け込めるように配慮しています。

幼稚園なら比較的取り入れやすいシュタイナー

シュタイナー教育はメディアの視聴は子供に良くないと主張していたり、学校では日本の教育制度とは異なる教え方をしているため、現実にそぐわないと思う方も多いようです。しかし、幼稚園までなら比較的取り入れやすいでしょう。まだ文字や計算を教える必要はないと考える人や、個性を伸ばしたいと考える人にとってはよい教育環境です。一人一人の個性を大切にしてもらえますし、十分に遊びに没頭できる環境が用意されています。異なる年齢の子供たちとも交流することができ、子供らしい時間を過ごせるでしょう。芸術家の子供たちも多く通っているようです。