子供の助けをかりよう | 親たちへ

Home  >  親たちへ  >  子供の助けをかりよう

子供の助けをかりよう

親とは子供を育てるもの、という強く思っている人は非常に多いと思います。しかし誰しも、24時間365日体調もばっちりで,ばりばり育児や家事に取り組めるわけではないですね。体調を崩してしまうときや、どうしようもなくイライラしてしまうときもあるでしょう。そんなときは子供を頼ってみてはいかがでしょうか。

体調不良や気持ちのブレを隠さない

親でも人間ですから、子育てをして行く中で体調を崩したり精神的に不安定になったりすることもあるでしょう。とくに母親は生理や妊娠など、体調の変化が激しいこともありますので普段通り過ごすのはどうしても大変、というときが多いはずです。

そんなときは無理をせず、素直に子供にそれを伝えてみてはいかがでしょうか。いつも笑顔で元気な親でいることも大事ですが、素直になることも重要です。言葉がある程度通じるならば幼児でも体調が悪いと伝えると、割と大人しくしてくれたりします。成長の早い子ならば、心配してくれる素振りすら見せてくれるほどです。大人が思っている以上に子供は,親の言っていること理解してくれますので、できれば今日は横になっていたいという日は,素直に打ち明けてみましょう。そしてしっかり休養をとり、元気になったら再び子供と思い切り遊んであげてください。

優しい心の成長にも

体調のすぐれないときは素直に伝え、横になっているようにしたりすると自然と「親だっていつも元気ではないのだ」と子供ながらに理解してくれます。何度か繰り返していくうちに自然と体調を心配してくれるようになったり、積極的に手伝いをしてくれるようになったりしてくるものです。あえて教えずとも,自分でできることは自分でやる、という大事な考え方が自然と身につきます。

親としては、幼い子供の世話をしてあげられないことに心苦しさをおぼえるでしょうが、そんなときは,心配してくれたときや手伝ってくれたときにきちんと感謝を伝え、ほめてあげてください。手伝ってくれてとても助かった、心配してくれてとても嬉しかったと素直に伝えることで、子供の心も満たされるはずです。

子供に無理はさせない

しかし、いくら子供が頑張ってくれるからといって,甘えきってしまってはいけません。あまりに頼りすぎてしまうと、自分でも気づかないうちに子供も無理をしてしまいます。さみしい、かまってほしいという気持ちを押し殺してしまうのです。いくら体調が悪いからといっても、子供に無理をさせるのはダメですね。体調不良が続いてあまりかまってやれないと感じたら、元気になったときに思い切り甘えさせてあげたり,たっぷり遊んであげたりする時間をぜひ作ってあげてください。

頼るときと甘えさせるときのバランスをきちんと保つことで、子供自身も無理をせず親の手助けができるはずです。あまりに無理をさせ過ぎてしまうと子供の心が限界にきてしまい、どこかしらでひずみが出てきてしまいます。しかもそれが出てくるのは、決まって親の目がない場所です。たとえば幼稚園や保育園で暴力をふるうようになったり、学校でクラスメイトにいじわるをするようになったりというのがあります。甘えたくても甘えられない、というストレスからくるものですが,親には気をつかってぶつけられないため、矛先が身近な友達などに向かってしまうのです。こういったことは,親がしっかり子供に愛情表現をしてあげることで,意外と解決するものですので、問題が発覚したらきちんと話に耳を傾けてあげるようにしましょう。

いつも笑顔で元気な親、というのは確かに理想です。その理想に近づこうと努力することは大事ですが、ときに子供の助けをかりることも必要なのではないでしょうか。上手に助け合い、お互いが大事な存在なのだと認識することが、子育てをしていく上で何より重要だと言えるのでしょう。